老後2,000万円問題なんて、笑いとばせ!
楽しく生きられる?

ボランティア初体験しました:ADRA

《お手伝いした内容》

・生まれて初めてのボランティア体験をしました。

・内容は誰でも出来る簡単な作業で、ADRAという国際NGO団体でのニュースレター発送のお手伝いです。

・場所は原宿のラフォーレ原宿の裏にある原宿クリスチャンセンターでした。

・内容はニュースレターを3つ折りにする、という作業ですが、これがやってみると意外と大変でした。

・それなりに厚みがあって、2か所ホッチキス止めされているので、綺麗に仕上げるにはなかなか難しいものがあります。

・折るために、単1乾電池を使いました。すべて手(指)でやろうとすると、手が痛くなってしまうので、乾電池でくるくるとやって折り目をつけます。乾電池を使うなんて考えつきませんでした。技ですね!

・14-16時の2時間のお手伝いですが、出来たのは1包みだけ。

・その時間にいらしたのは、ADRA事務局の方、ボランティアさん(1人)、ADRA職員さんで手が空いた時間にお手伝いに来ていた方、私の4名でした。

・ADRA事務局の方は私たちが折ったニュースレターを封筒に封入する作業をやられていました。

・私たちが折ったニュースレターをやっている傍から持っていってごめんなさい、とおっしゃりながら取っていかれました。

・確かに、あとちょっとで箱一杯って思っていたら減ってしまってちょっと残念なんです。

・もうお1人いらしていたボランティアさんは、前にもやられていたようで、サクサク仕上げていました。

・ADRA職員さんでお手伝いされていた方は男性で、私の倍速で仕上げていました。

・作業の順番(取りやすい位置に裏向きにしておき、最初の1折をまずまとめてやる)、置く位置(2折目の作業をそのままできる向きに1折目が仕上がったものを重ねる)等をいろいろ考えて効率的にやってみましたが、なかなか進みませんでした。

・ボランティア募集の記事には、みんなでおしゃべりしながらボランティアしましょう、って書いてありましたが、いやいや、おしゃべりなんてしていたら進みません。

・私はちょこちょこおしゃべりししてしまいましたが、みんな黙々と作業を進めていました。それでも1包みしかできないなんて、自分の能力のなさに、少しげんなりです。

・1時間ほど経ったときに、ちょっとコーヒーブレイク。お水とお菓子をいただきました。残り1時間弱になったので、目の前にあるニュースレターの山をにらみ、さあ残りは早さ優先でやるぞ、とピッチを上げました。

・スピードアップして頑張ったのですが、16時ピッタリには終わらず、あと少しだったので10分ほど延長して残りを仕上げました。

・ニュースレター折り、意外と手ごわかったです。

カウコウクン
カウコウクン
今猿婆、生まれて初めてボランティアを体験したんだって?

今猿婆
今猿婆
そうなんだよ。昔、会社でごみ拾い(町内のクリーンアップ)をやったことあるけどね。だから、ちょっとドキドキしてたんだよね。

カウコウクン
カウコウクン
やってみてどうだった?

今猿婆
今猿婆
作業自体が難しくなかったし、特別な技術が必要なかったので、初ボランティアには良かったと思うよ。ちょっとでも人のためになっている、って思うと頑張れるよね。その日の夜は疲れてぐっすり眠ったよ。

《ADRAの活動について》

・ニュースレターのお手伝いされていたADRA職員さんは比較的最近ADRAに入られたそうで、以前もODA関係の仕事に従事されていたそうです。

・その方からADRAのお話を教えていただきました。

ADRAジャパンホームページはこちら

・ADRA(Adventist Development and Relief Agency Japan)は国際的なネットワークがあり、というか、むしろ国際的なキリスト教系のNGO組織です。

・ADRAジャパンはその支部の1つになります。

・世界本部が米国にあり、この下に9つの地域管轄支部が置かれ 、北米、南米、南太平洋アジア 、日本、ヨーロッパ、アフリカ等の12の国に地域支部を設置しているそうです。

・世界約120カ国に支部があり、例えば、ウクライナへの支援はウクライナ支部へ、ミャンマーへの支援はミャンマー支部へ資金を送ることで行っているそうです。

・例えば日本ローカルなNGOがウクライナに支援物資を送ろうとすると、まず、現地で許可をとるところから始めなくてはいけないのですが、ADARの場合は、現地に資金を送金し、現地スタッフが必要な物資を調達するという方法で行われているそうです。

・現地で本当に必要なものは、そこに居る人たちにしか分からないので、とても効率的な方法だと感じました。

・以前、ミャンマーにも数年間滞在された経験があるということで、ミャンマー人は本当に性格が良く、頭の良い人たちだ、とおっしゃっていました。

・私たちはアウンサンスーチーさんの発言・行動、ミャンマー軍の事等をニュースで見ていますが、ミャンマーの人ってこんな人達だ、という話はあまり聞いたことはありません。世界には知らないことだらけです。

・ミャンマー軍はミャンマー人をあまり弾圧することは適切なことではない、ということが分かっているそうですが、少数民族の問題等もあり、難しい状況だそうです。

・ミャンマーでは電力状況が悪く、1日に数時間しか電気が来ないこともあり、5,6階等に住んでいる場合は、水をくみ上げるポンプも動かないため、停電中は水も出ないそうです。

・ウクライナの方たちは電気が使えなくって大変だなあ、と思っていましたが、ミャンマーや世界の他の地域でも、電力不足の地域が沢山あるのですね。

・日本に住んでいる私も節電に心がけようと、改めて思いました。

今猿婆
今猿婆
昔、1945年の第2次世界大戦が終わった時、日本もADRAの支援を受けているんだよ。

カウコウクン
カウコウクン
歴史を感じるね。経済大国になった日本には、1985年に支部が出来たんだよね。

《日本と世界について思ったこと》

・日本は中国、ロシア、北朝鮮といった国々に囲まれている、地政学的に非常に危険な地域と言われています。

・日本もいつウクライナのような状況になっても何の不思議もありません。その上、周りを海に囲まれているので、日本を脱出するためには船か飛行機を使う以外はないと思われます。

・日本もいつ、助ける側から助けてもらう側に回るかもしれません。少しでも、今出来ることをやっておこうと、心を新たにすることができた経験でした。

《追記:ちくちくボランティア》

・ちくちくボランティアもやってみました。家にある古くなったタオルを雑巾に縫うだけです。

・手縫いでもミシン縫いでもOKです。

・縫い方にルールがあり、周りをぐるっと縫って、✕ではなく、真ん中は片側だけ/を縫います。

・水害で、家の中に土砂が侵入してしまうと、泥や割れたガラスなどを取り除けた後に、雑巾を使って拭くそうです。

・水害などの災害はない方がいいですが、古タオルが役に立つと思うと、ちょっとやる気になりますね。

・フェイスタオルを観音たたみにして縫うのが基本ですが、バスタオルを切って縫っても大丈夫だそうです。

・家庭でお皿や机を拭くためではなく、水害用なのである程度の厚みが必要ということでした。

・私は手縫いが苦手で、ミシンを使いましたが、タオルにあまり厚みがあるとミシン縫いは難しいです。

・もったいなくて取っておいた古タオルが役に立って本当に良かったです。

・ちくちくボランティアは期間を決めて、時々雑巾の募集をしているそうです。今回は12月末(2022年)までの募集ということでした。

ちくちくボランティアの募集